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「パチスロ救急車inラスベガス 〜すろきちのカジノレポート18〜」
第18話「べガスで勝つ為に〜後編〜」

 

 前編に続き、べガスに行かれる方のためにべガススロットの仕様と遊び方を整理してみましょう。 

 やっぱりパチスロは凄い。と褒めていてもべガスでは勝てませんので、べガスで勝てる方法を自分なりに分析してみました。ここでは全ての役が完全確率で抽選されていると仮定して進めます。私の知る限りでは、連邦政府のカジノについての取り締まりはかなり厳しく、日本の比べものにならないくらい店の不正についてはしっかりしています。ティーラーにチップを渡すときも「カメラが回っているから手渡しでは無く、テーブルに置いてくれ」と言われました。遠隔などはされていないと考えていいと思います。現に自分は4000万円の赤7と1000万円のBAR揃いを目撃していますし。


 べガススロットがただ一つパチスロより優れている点。それは、限りなく高く出来るレート(最高1BET1万円)とどんな高額配当も一括で払い出される点です。ボーナスゲームなどで15枚ずつチマチマ出す事がありません。


 そうすると、筆者が考えるべガス攻略とは、ずばり、「レートを可能な限り上げて、滞在期間分以上の役を引き当てること。そしてすぐヤメる」です。100ドルスロットで100プレイ(100万円)使う前に1000倍(1000万円)以上の役を当てればこりゃあもう大変な勝ちになります。100ドルとは言わないまでも1ドルとか5ドルとかレートをつり上げて、ダメならすぐヤメる事です。パチスロのように1日同じ台で粘るという概念を捨てたほうがいいと思います。


 順番的に「テーブルゲームをしてからスロットへ」というと傷が深くなります。テーブルゲームで負けた額がそのままスロットの負けに上乗せされるからです。「あらかじめ決めた予算を中〜高額スロットで短時間勝負し、その後テーブルでじっくり遊ぶ。」これがいいのではないでしょうか。最初のスロットで負けても、次のテーブルで生き返ればその勝ち金で再びスロット勝負出来るからです。賭け額によりますが、大勝負に出なければテーブルの方が長く楽しめます。予算配分が大事ということでしょうか。


 スロットではベットして結果が出るまで2〜3秒と短く、一番試行回数が増えるゲームです。ルーレットやブラックジャックなどは一時間で行えるゲーム数が限られてしまうため、逆に言うと一度勝ちに転じると負けゾーンになるまでそこそこ時間がかかるのです。


 結論から言うとパチスロの立ち回りは全く通用しませんでした(爆)。全くもって完敗です。はっきり言えば朝リセットされていないミリオンゴッドの設定1を終日打てないのと同じですね。パチスロの立ち回りと、カジノスロットの立ち回りは全く逆だったという事です。高い授業料でしたが・・・。皆さんはこの点に気をつけてがんばってきてください。

 


 PS.漫画「カイジ」の気分を味わいたいなら25ドルスロットとか100ドルスロットは是非やってみましょう。パチスロには無いリミッターを振り切った命のやり取りが出来ると思います。ヒヤヒヤもんですよ。寿命が縮みます。

 

(この企画は2005年9月に掲載されたものを加筆修正しています)

 


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