ツキの法則―「賭け方」と「勝敗」の科学
谷岡 一郎 (著) 単行本（ソフトカバー）
(1997/07) PHP研究所

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第1章 ギャンブラーの迷信
第2章 必勝法の誤り
第3章 確実に負ける賭け方とは
第4章 破滅型ギャンブラーとゆとり型ギャンブラー
第5章 効率的な賭け方とツキ

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　これはすごい。数学書かビジネス書ではないかと疑うくらい本格的に「ツキ」というものを分析している。絶対に負ける賭け方を知る事で、勝ちへの道を切り開く。まさに毒をもって毒を制すという感覚か。
　本編は、カジノや競馬が主に例として挙げられているが、その方法論と分析方法は十分パチスロにも応用が可能である。「平均化」と「大数の法則」を知れば確率に対する考え方が変わる。
　 パチンコで1/2の確変がどうして偏るのか?ではいつ収束するのか?その答えはこの本の中にヒントがある。パチスロファンのみならずギャンブルに身を投じる人は是非一度読んでみよう。明日からの台選びが変わるはず。

カイジ―賭博黙示録 (1)
ヤンマガKC
福本 伸行 (著)
● コミック: サイズ(cm): 19
● 出版社: 講談社1巻 (1996/09)

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　もはやスロッターなら知らないものはいない「カイジ」だ。ロデオより20インチ液晶搭載のパチスロとして発売もされた。これはその原作である。
　もはや伝説と化した名言、「金は命よりも重い」はあまりにも有名。
第一部の「賭博黙示録カイジ」と第2部「賭博破戒禄カイジ」そして第3部「賭博堕天禄カイジ」がある。主人公カイジが命を賭けて挑むギャンブル漫画。
　賭ける事とは何か。生きる事とは何かを問いかける。

おまえたちは、負け続けてきたから、貧窮し、ウジウジと、人生の底辺を、這って這って這って、這っているのだ……！
限定ジャンケン……！限定と聞いて、すぐ、ある予感が走った。この勝負、運否天賦じゃない。おそらくは愚図が堕ちていく。勝つのは、智略走り、他人出し抜ける者……！

独特の福本節がこれでもかと読む者を思考の迷路へと誘う。このレビューを書いていたらまた読みたくなってきた。。。(by管理人)