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10億枚への道!

4■機械割を見切れ!

<機械割とは?>
 機械割りという言葉をご存知だろうか。パチスロ雑誌を読んだことがある方なら一度は目にしている言葉だと思う。設定ごとのボーナス確率の隣に並記してある98.8%とか108%とかいう設定ごとのパーセンテージだ。
 これにはどんな意味があるのだろうか。メーカーはお店が儲かるように台を設計する(お客が儲かるようにではないことに注意!!)、通常設定は6段階存在し、1が一番シブく(客が負ける)6が一番アマい。どのくらいの幅で1から6まで差を付けるかというと、一般的に90%前後から110%前後までで調整する。その差を表したものが機械割りだ。簡単にいうと、「コインを100枚投入したとき、何枚の還元があるか」ということだ。設定1で97%の設計になっている台ならば100枚投入ごとに97枚ずつ還元する設計だ。一日2万枚の投入があるとするならば、19,400枚の還元をして600枚(つまり12,000円負け)の利益を店側が得るのだ。ただしこれはあくまで設計上の話で実際は出玉推移はあばれるため、長期で考えるとこうなるという話である。1日で5〜6万やられることも多いわけだ。
 反対に設定6となると115%前後の還元のものが多く、終日打てば3000枚以上の出玉は十分期待出来る。つまり打てば打つほどコインが増えていく計算だ。120%を超える機械割りの台ならば十万以上の勝ちも珍しく無い。

<時間軸での機械割>
 ストックやATが出現する以前は機械割り通りに出やすいAタイプが多かった。つまり、暴れが少ないということだ。筆者に限っていえばジャグラーやサンダーVで1万枚突破は見たことがない。せいぜい6千枚がいいことろだ。同じ機械割り110%でも純Aタイプの設定6とストック機の設定6は違うということだ。ストック機ならば設定1でも2時間程度で5000枚吐き出すことも珍しくはない。しかし2日程度回せばBB回数は双方とも60回前後に落ち着くのではないだろうか。同じ機械割りでも純Aタイプとストック機とは描く出玉グラフが違うのである。
 下のグラフはいずれも出玉率は110%のグラフである。純A(上)に比べてストック機(下)の最大差玉は倍以上あることにお気づきだろうか。Aで座ってBまで打ってヤメた場合の出玉率は200%近くになっている。このようにストックやATではハマり区間を打たずに一気に出玉を加速させることが出来る。反面、朝からAまで打ち、Bから再び座った人の機械割りは70%ほどしかない。いつもは確率だけで判断しがちな出玉推移もグラフ(時間軸)で考えると新たな一面が見えてくるのではないだろうか。


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    ____  ___110%
   __/  /__/     
0_/         

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        _B
    __   / /
   / /  / /__110%
  __/ / ___/
0_/  / /
   / /
  /_/
  A
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<1シマで何人勝てる?>
 次にシマ単位の割を見てみよう。分かりやすく店はプラスマイナス0円の利益となるようにオール設定3に設定したと仮定する。
大きく勝てる可能性がある台は大きく負ける可能性もまたある。ということである。
 例えばジャグラーのシマでは10台中5台が勝ち、残りの5台が負けてしまったとしよう。1台から1万円ずつ、合計5万円の利益を出し、勝った5台に1万円ずつ払い出す。しかし、吉宗などのギャンブル性の高い台は、10台中2、3台しか勝てない。7台から2万円ずつ利益を取り、そのかわり残った3台に4.6万円ずつ払い出す。
どちらもシマの利益は0。割は100%である。
 少々わかりづらい部分もあるかと思うが、このように同じ利益0営業でも勝てる割合と額が違うのである。ジャグラーのシマでは1/2の確率で10000円の勝ち。しかし吉宗では3/10で40000円以上勝てるのである。吉宗などは投資がかかる分余計に暴れる可能性がある。通常はここに店の利益が乗ってくるので当然さらに割は下がると思われる。



<ギャンブルとしての期待度>
 実際設定1でも95%前後の還元が見込めるパチスロというギャンプルはかなり良心的な部類に入る。下記に主なギャンブルの還元率を挙げてみよう。
パチスロ...約97%
宝くじ...46.4%
競馬...75%
ラスベガススロット...95.5%
(谷岡一郎著:ツキの法則より)

考え方によっては、パチスロは良心的と判断出来なくも無いが、競馬が1日で11Rほどなのに比べ、パチスロは額こそ少ないものの7000回もプレイ出来るのだから一概に有利ともいえないのだが。。。期待値だけでいえば良心的なギャンプルといえる。
しかし、塵も積もれば家も失うことを肝に銘じてがんばっていただきたい。



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